新聞勧誘の話

新聞勧誘がめんどくさい・・・そういう話はよく耳にします。
私も一回だけありました。

引越してきた当日、新生活にウキウキしながら荷解きをしているときでした。

ピンポーン

私服のおじさんが2人。
よくわからないまま出ると、

「どうもー！上に住んでるものです！」

謎のハイテンションでニコニコ笑顔で話し始めるおじさん。
そうですか！これからお世話になります～とこちらもご挨拶。
もう一人のほうはニコニコしたままなにもしゃべらず。

「こいつ(無口なほう)が住んでましてね。私はこいつの上司なんですよ～
実は私たち新聞屋してまして～」

ああ・・・新聞勧誘か・・・
普段読まないので・・・など興味ないことを話しはじめると・・・

「いや～半年でいいんで！半年とっていただければいいんですよ～
3ヶ月はタダにしますんで！！
近所付き合いと思って！ね！？」

もう食い下がる食い下がる。
近所付き合いというワードが結構響いてしまい、

「う～んじゃあ3ヶ月だけなら・・・」

と言いかけた瞬間、

「ありがとうございます！！！！！！おい、あれもってこい！」

うるさいほうが無口なほうにそう言い放ち、
無口なほうがどこから持ってきたのか、
洗剤、米、サランラップを玄関にドカドカと置き始めました。

「これ、お近づきのしるしです～～～～！！！」

契約書にサインしたら、彼らは嵐のように去っていきました。

まあ新聞もとれば読むかもしれない。

そう思ってましたが・・・・

半年間、結局油をふく紙にしかなりませんでした。

約束どおりやめようと電話しようと思いましたが、

(また食い下がられたら私は負ける気がする・・・)

そう思い、解約の電話はコワモテの知人に任せました。

無事解約はできたそうですが、

ヤクザみたいな口調だったし、すげーしぶってた。
だそうです。

あんなにニコニコ笑顔のおっちゃんだったのに・・・！
私だったら絶対折れてました。

ちなみに無口なやつは上に住んでませんでした。
引越しの車を見かけたので近所から飛んできたのでしょう。。。

強くNOと言える人間でなければ親切心で新聞をとってはいけません。